上州富岡駅周辺のステキ建物

富岡製糸場へ行くのに、市営駐車場への案内看板が
ずっと出ていたのでそちらに停めると、上信電鉄の上州富岡駅近くでした。
踏切で待っていると、ド派手なラッピングの列車が通過していきます。
町なか周遊観光バスというのも走っています。
タイヤが沢山ついていて、なんだかカワイイ(*^^*)
トラック的な車なのかな? 座席が荷台っぽく窓ガラスが入ってなくて
ビニールカバーがつけてありますが、ちょっと冬は寒そう???

煉瓦造りを意識した感じの上州富岡駅。
駅から製糸場を目指して左の方向へテクテク歩きます。
・・・と、レトロ萌えする看板のお店が!
いりやまさん。昔ながらの洋品店らしいですが、
看板も昔のままなのか? 最近のブームに乗せて新しくしたのか?
左書きなのでそう古いモノでもないのかもしれませんね。

昔の煉瓦積みの壁面を一部残して改修したような建物もチラホラ。
↓ なんとも言えない様式のデザイン窓。
駅前に見えて気になっていた建物へ寄ってみることに。
立派な大谷石と煉瓦の建物が並んでいます。
近づくと、《富岡倉庫》という看板が立っていました。

元々富岡倉庫株式会社さんの持ち物だった3つの建物を
市が譲り受けて、一帯を新たな交流拠点となるよう開発したそう。
市役所を有名な建築家隈研吾さんに依頼していた関係で、
こちらも隈氏にデザインしていただいたそうです。
レンガ積みの建物は現在《群馬県立世界遺産センター》に。
時間が無かったのでセンター内は入りませんでしたが、
開口部の装飾がステキ~♪♪♪
大谷石の建物もカッコイイ!!
 
こちらの建物は、ワークショップ会場とカフェが入っています。
午前中こんにゃくをパークで食べただけだったので
ハンドドリップ珈琲とクロワッサンの生ハムサンドセットが500円と、
観光地にしては格安でびっくり!しかも美味しい!!
公共的な役割を持ったお店なのかな???
スタッフさんの対応もとても丁寧で恐縮しちゃうくらいでした。

ちなみに、写真には写っていませんが、
この煉瓦建物の手前にトイレ棟があってそちらも隈氏の設計とのこと。
費用をあまりかけずカッコ良く造られていて、設備も最新。
せっかくなら寄ってみる価値アリ(*^^*)

木造土壁の建物は、元々小学校だった建物を明治に移築して
倉庫として使っていたそう。
中は富岡製糸場と同じ炭素繊維のワイヤーで耐震補強が
施され、《おかって市場》として地元や全国からセレクトした
衣食住の品々が沢山扱われていました。

もう一棟まだ手付かずで残っている建物があります。
乾燥場だった建物だそうで、富岡製糸場の乾燥場は
倒壊してしまったらしく、今となってはとても貴重な建物だそう。
中に乾燥機も3台残っているとか。
これからまた残った資材を生かした形で再生していって欲しいです☆彡