昨日は長野の友達を小諸へご案内~♪
ランチ会のつもりでしたが、ワイナリーで見学ツアーも
やっている情報を流すと、参加してみたい!とのこと。
興味津々。
パーキングへ到着すると、以前もそこに置いてあったテュクテュクに
一生懸命雑巾がけしている男性スタッフと遭遇。
ツアー参加の予約をしていることを伝えると、
ショップの方で受付していると教えて下さいました。
後で考えたら、「そうかっ!私たちの為に綺麗にしてくださってたんだ!」
当たり前かもしれませんが、直前に綺麗に拭きあげられたシートに座るのは
気持ちよかったです。
以前は無かった”テュクテュク乗り場”の看板がカワイイ☆彡
受付が終わるとさっきのスタッフさんが迎えに来て下さいました。
自己紹介から気さくに話をしてくださったところ、
ナント大阪から数年前に移住してこられたとのこと(゜o゜)!
初っ端から意気投合して楽しいテュクテュクの冒険が始まりました。
テュクテュク、初めて乗りましたがなかなかの乗り心地。
バイク扱いで登録もしてあるから、高速道路も走ろうと思えば走れるそう。
『でも下りる頃にはたぶん何人か乗客が減ってると思います』だって(笑)
施設そのものも標高850mくらいのところだそうですが、
そこからまだ坂道をくねくね上って標高950mの辺りに
今はトータル8ヘクタール程の葡萄畑が点在しているそう。
斜面に直線100m程ズラ~っと苗木が植わっています。
植わっているブドウの品種も5種類程あるそうで、
お馴染みのシャルドネ・ピノノアール・・・あと何だっけ(^▽^;)
絶景の畑で記念撮影~
雨降りの天気の狭間で昨日は気持ち良いお天気に恵まれました。
1月以上前から予定していたので、
私たちって余程日頃の行いがイイのネ( *´艸`)
ワイナリー施設の方へ戻ってきて、
葡萄の加工工場を見せていただきます。
整然と並んだタンクに『工場というより、”ラボ”っていう感じ・・・』と
思わず漏れた感想に、『まさに!それっ!経営者から工場みたいな
雰囲気じゃなく、ラボみたいにしてくれって言われて考えたんですよ!』
とスタッフさん。
大阪時代は飲食店でワインのソムリエとして働いていたそうですが、
コロナ渦を機に転職を考えて探していたところ、
このワナリー立ち上げ求人に魅力を感じて応募したそうです。
山の斜面を伐採開墾からコツコツ初めて、
ワインづくりに関する知識を勉強しながら
設備や醸造も全て任せて貰ってやれているので
大変だけどとても楽しいとのこと。
うん、ホントたのしいの見ていてわかります(*^^*)
以前来た時は向こうのガラス越しでしか見られなかった
たまご型のコンクリート醸造タンク。
去年は葡萄の収穫量がまだ足りず、今はカラッポなので
タンクの中も見せて貰いましたが、すっごく分厚いコンクリート。
コンクリート面のザラザラに含まれる気泡で微妙な酸化が進み、
ステンレスタンクとは違った仕上がりが期待できるそう。
ただ面倒なのが、コンクリートに直接ブドウの液体を入れることは
出来ないので、内側に特別な溶液を何重か塗り重ねる手間が。
・・・・・聞けば聞くほどワイン作りって難しいし、
色々な方法が考えられるから作り手によって味が無限に広がるんですねー。
こちらのスタッフさんは元ソムリエなので舌には自信を持ってらっしゃり、
ブドウの皮や種も味を確かめて醸造に入れるか除くかを判断するそう。
醸造後に保管する樽も、フランスからの輸入品。
オーク材が主ですが、中には側と底で樹種を替えたものも。
樽を並べたラックもダンベルのようでカッコイイですが、
このローラーの上に置くことで、中身を撹拌するのに
重い樽を楽に回転させられます。
去年初収穫で今販売しているワインは
白・ロゼ・赤の三種類だけ。
それも醸造は別のワイナリーへの委託醸造だったので
本当にこのワイナリーで出来たワインが味わえるのは来年になるそうです。
でもせっかく見学ツアーに参加したので初ワインも味わってみたくなりました。
ショップで小瓶に入れて購入できたので持ち帰って主人とお味見。
味の特徴が分かりやすいかと、赤ワインにしました。
瓶に注いだ時も感じましたが、香りがとにかくいい!!
難しいことはわかりませんが、ボジョレーのような若々しい感じです。
味もソムリエさんみたいには上手に言えませんが、
いくつもの味が口の中で弾ける感じ。
これはこれから期待できそうな予感がするワイナリーです(*^^*)
ブドウ畑で剪定や挿し木、芽かきの方法なども詳しく説明いただき、
1つ実際に芽を摘んだものを持ち帰らせてもらいました。
ブドウはとても強くて、枯れたような枝でも水に挿しておくと
芽が出てきます。
ゆうべしなしなだった芽も花瓶に入れておいたら、
今朝こんなに元気になってました!!
うまく成長させたら花がつくかも?!
たのしみぃ~~~(*'▽')