東御市祢津大日堂
例年だと中央公園に遅れること1週間くらいで満開になる
ちょっと標高の高い祢津地区。
今年は同時期に咲いて散ってしまいそうなので
お天気も良かった昨日慌てて見に行ってみることに。
まず東町歌舞伎舞台を目指してテクテク歩き、
もう少しでお宮への階段、、、というところで
脇道にこれまで気づかなかった別の階段を発見!
『多分ここを上っても歌舞伎舞台の方へ繋がっていそうだナ・・・』
方向音痴のクセに好奇心の方が勝って上ってみることに。
結構な段数があって、去年の春に比べて衰えを実感しながら
なんとかてっぺんまで上りきると、
これまで見たことが無かった方角の眺望が
中央の山のてっぺんはいつも逆方向から見ている
”ミッキーマウスの木”(葉が茂るとミッキーの頭の形になる)です。
塀の外からしか見たことがなかった
《長命寺》の大きな建物も
桜の木の向こうに↓↓↓良く見えます。
そして上がりきったところには鐘楼が。
ふもとの長命寺の鐘で、昔は分水の合図にしていたそう。
今は大晦日に鳴らされているそうです。
木立の中の草を払って作られた道を恐る恐る進んでいくと、
広い境内に出ました。
お天気で日差しと、鳥のさえずりが気持ちを明るくしてくれましたが、
ひとっこひとり居ない山の中の古い境内はちょっと怖い
多分これまで来たことが無かった場所。
「南無大日如来」と書かれたのぼりが立っています。
↑↑↑百体観音像が納められているお堂。
扉の格子からちょっと覗いてみましたが、
古い木製の観音像が沢山並んでいました。
↓↓↓こちらは「西国霊場 三十三観音像」と書かれています。
そして本堂がまた歴史を感じさせる立派な建物。
立看板の説明を読んで
《大日堂》というお堂だとわかりました。
345年程前、江戸時代初期の建造物だそう。
大日如来像と善光寺三尊形式の仏像が安置されていると書かれていました。
今は長命寺の別当となっているとのこと。
さて、目指す東町歌舞伎舞台は大日堂より少し下のようです。
本堂の前に上ってきた階段と別の階段があったので、
そちらを下って行ってみることに。
下から見上げると、立派な杉の木が並んでいますね。
桜の花を眺めながら、東町歌舞伎舞台のある
祢津日吉神社を目指します。
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