和田宿の蕎麦 徳田さん

花浅黄

2017年06月29日 12:58

もう5月の話になってしまいますが、
主人とお休みが合った日に思い立って長和町和田宿の古民家を改装したという
お蕎麦屋さん《徳田》さん へ行ってきました。

昨年、知り合いの画家さんがこちらで個展を開かれたのですが、
丁度仕事の忙しい時期で結局伺えずじまい。。。。。
とっても雰囲気の良い会場だったと聞いていたので、是非行ってみたくて(*^^)v

のれんをくぐると、広いたたきのお席。

到着したのが2時頃で、他にどなたもお客さんは無く、貸切状態だったので
上がって、囲炉裏をしつらえた座敷に座りました。

囲炉裏は古い物ではなく、実際には使ってはいないそうです。
左手の細長い土間には昔台所だった名残が。


奥にも座敷が続いています。
江戸末期に建てられた築150年の古民家だそうです。

十割そばの『田舎蕎麦』を注文。

器がどれも雰囲気に合っていて素敵です
お昼休憩前頃に入店すると、余ったのをかき集めたようなのを出されて
ガッカリすることも少なくはないのですが、
こちらはとっても美味しく、ちゃんとした十割そばを頂けました。

出汁巻卵をセットに出来ます。

焼き目も美味しそう!!

2階がカフェになっているということで、
興味深々で階段の下から覗いていると、
ご亭主が『良かったら見学してって良いですよ。』と
優しいお声を掛けて下さいました(#^.^#)


建具が昔のままの障子だけ・・・・・
なので、行った時は5月の丁度良い時期で良かったですが
暑さ・寒さもかなりのものとおっしゃっていました。

もちろん湿気も外気のそのまま影響を受けるので、
絵を展示された方は、かなり紙にダメージがあったと少しこぼされていました




江戸時代、この店先でお茶やおだんごなんて食べて、旅の疲れを癒して
いる光景が目に浮かぶような外観です。

真向いには、本陣が保存されています。


入口から中を覗くと、お蕎麦屋さんと造りは大体同じ感じ。
本陣とほぼ同じ作りのお家だったということは、
元々凄く裕福なお家柄だったのでしょうネ~。
とても見応えのあるお蕎麦屋さんで大満足でした。





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